基礎看護学は、看護の理論、技術、管理について学ぶ専門領域です。
本年度から、看護学部2年生前期科目「療養援助技術」の演習では、臨地実習病院で学生指導にかかわる実習指導者をゲスト講師としてお招きし、患者の臨床現場と大学での教育を協働して行う、ユニフィケーションをはじめました。大学で行われる看護基礎教育の原理原則をおさえた看護技術の知識と、臨床で行われる看護専門職の臨床知が統合された演習となり、学生はとても有意義な学びができました。
今回の静脈内採血の演習で学生は、「こんな時はどうしていますか?」など、実習指導者の方に質問し、学びを深めました。臨地実習病院の実習指導者の方と事前にお会いし、指導を受けられたことから8~9月の実習に安心して行くことができたようです。
実習指導者の方もいつもと違う環境にいる学生とかかわる中で、大学で学生がいきいきと学ぶ姿を見ることや、看護技術をどのように学び習得しているのかがイメージでき、臨地実習での学生指導に活かすことができたようです。