遠藤ゼミ、松澤ゼミ合同で「選書ツアー」を実施

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書店が集積する神田神保町界隈で、「選書ツアー」をサービス経営学部の遠藤ゼミと松澤ゼミ合同で、2月6日に行いました。活字離れが言われて久しく、全国の書店数も著しく減少しています。そこでネットではないリアルな書店、書籍に触れること、そして学生の「読んでみたい」という視点で図書館に所蔵する本を選んでもらうことを目的に、大学の図書館運営委員を務める遠藤、松澤両教員がゼミ活動として本ツアーを企画しました。

神田神保町一帯は関東大震災では大きな被害を受けましたが、第2次世界大戦では奇蹟的に空襲による損害が小さく、昭和初期の震災復興期の建築が今も数多く残っています。そこで選書と並行して、御茶ノ水駅をスタートとして、アールデコ様式の「山の上ホテル」「一誠堂書店」、看板建築の「大久保書店」、帝冠様式の「九段会館(旧軍人会館)」「靖国会館(旧国防館)」等の歴史的な建築物も巡りました。

また、スマホやテレビゲーム全盛の時代にあって、昔ながらのカルタ、トランプ、ボードゲームを扱う老舗「奥野かるた店」を伺い、奥野誠子社長に案内頂き、同店が所蔵する貴重な百人一首などのカルタの数々や昭和?平成初期のボードゲーム等を見せて頂きました。

(左)昭和初期の「看板建築」で盛業中の大久保書店
(右)アールデコ様式の一誠堂書店

アニメ、アイドル、鉄道、ミリタリー、といったディープなジャンルからレアな文庫本などまでが揃う「サブカルチャーの聖地」書泉グランデ

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