サービス経営学部
学部紹介
2025年度より新カリキュラムとなり、サービス経営学科と健康福祉マネジメント学科が統合され、コース制は廃止されました。それにより、社会福祉士国家試験の受験資格が取得できるコースもなくなります。
サービス経営学部 4年間の学び
1年次
ホスピタリティやコミュニケーションを少しずつ身につけ、体験?実習を通して協調性を育みます。
2年次
2年次から学科?コースに分かれ、コースごとの基礎知識を身につけ、それを現場で実践します。
3年次
コースごとで身につけた知識を体験?実習を通して、実践と理論を結びつけます。
4年次
卒業研究を通して、4年間の学修を統合し、実践的なものにまとめます。
学部学科紹介
学部長メッセージ
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ホスピタリティが生み出す共感の広がりが
世界を動かし未来を創る
現代社会はホスピタリティが求められている時代です。
「目の前の人の役に立ちたい」「大切な人を幸せにしたい」
こうした想いをつなぐ社会を創り出すためにはホスピタリティが鍵となります。
サービス経営学部におけるホスピタリティ教育では、アクティブラーニングやゼミナールなどを
通じ、学生それぞれが、新しい世界を経験?理解し、他者と協働し、様々な視点から考える事で、
ホスピタリティを培います。
サービス経営学部はホスピタリティの教育?研究拠点として、心と心をつなぐサービスや世界を
動かすような新しい価値を社会に発信できる人材を育てます。
サービス経営学部学部長?教授
德田 行延
3つのポリシー
アドミッション?ポリシー(入学者受入れの方針)
サービス経営学部では、「豊かな人間性を持つ、実践的で柔軟な職業人」を育成することを教育目的としています。
現在、サービス業は、製造業との両輪としてその役割は増しています。経済社会の急速な変化にともない、サービス産業の市場動向は変化し、顧客ニーズも多様化しています。こうした社会情勢の中においては、急速な変化を読み取り素早くかつ的確に決断を下す判断力と、計画を遂行する実行力を兼ね備えることが強く求められています。
従って、サービス経営学部では、次のような人材を求めています。
- 物事に主体的かつ積極的に取り組む姿勢を持つ人
- 他者と協働して協調的に学ぶ姿勢を持つ人
- さまざまな立場の意見を受け入れ、社会に貢献する姿勢を持つ人
- サービス経営学を学ぶ上で、必要な基礎学力と論理的な思考力を持つ人
カリキュラム?ポリシー(教育課程編成?実施の方針)
サービス経営学部では、サービス経営学の学修を通じて、ホスピタリティ精神に基づく豊かな人間性を持つ、実践的で柔軟な職業人を育成することを目的とする。こうした教育目的を実現するために、以下の方針に沿ってカリキュラムを編成する。
- 本学部においては、全ての学修機会においてホスピタリティ精神を育むとともに、大学で修得した専門性を中心とする多様な力を活用して、市民としての社会的責任に積極的に関与できる人材を育成する。
- 本学部で学ぶ学生たちの将来の活躍の場は、従来の想像が及ばぬ速度で変化する社会である。そこでは「予測不能な変化に臨機応変に対応できること」が最重要課題となる。そのためには、「学び」に関心を持ち、「学び続ける」意欲や態度を持つことが必須である。
そこで、これまでの「知識移転型の学び」に加え、「能動的?活動的な学び(アクティブラーニング)」における「反省的実践」を通して、①ホスピタリティ精神に基づく、豊かで柔軟な協調的主体性(未来創造的コンピテンシー)、②専門性、③汎用的技能、④未来創造的思考力、⑤未来創造的行動力の5つの要素でできている、「他者とともに協調し、学び合いながら、未来を創造する力」を総合的に修得できるカリキュラムを編成する。 - まず、実践的で柔軟な専門性の基礎を固めるために、「ラーニングエレメント科目」を設置する。これは、自律的?協働的?創造的な「学び合い?教え合い」に根差す、自らに適した新しい「学び方」を発見するためのものである。
- それに加え、サービス経営学が対峙する現代的諸課題に対して過去?現在にとどまらず未来起点から考える「未来創造エレメント科目」を設置する。
- 変化する社会に対応できる視野と能力を修得するための汎用的技能を身に付ける機会を、一般教育課程及び専門課程を通じて提供する。
- 一般教育科目として、「豊かな人間性」を育むとともに、現代社会における知の在り方への理解を土台として普遍的な知識を修得し、自己の存在を歴史?社会?自然と関連付けて理解できることを目指し、「大学基盤科目(ホスピタリティとコミュニケーション理解科目)」の他、教養系の科目として「人間理解領域科目(含、体育?健康理解科目)」、「社会?自然?環境理解領域科目」、「情報科学理解領域科目」、「外国語科目」並びに「初年次ゼミナール」を設置する。
- 専門科目として、1年次よりサービス経営学の基礎学問である経営学?経済学?会計学の基礎を学ぶ「専門基礎科目」を設置する。それらをベースとして、サービス経営学独自の理論を学ぶ「専門基幹科目」を設置する。
- 2 年次以降、サービス経営学の領域において重要かつより高度な実践知を得ることを目的とした「専門展開コア科目」を設置する。
- 「ラーニングエレメント科目」で発見?獲得された学び方をもとにした、「アクティブラーニング科目群」を設置する。より効果的なアクティブラーニングの実現のために、学びの言語化や体験の共有化、ならびにポートフォリオ等を用いた学びの可視化を実施する。
「アクティブラーニング科目群」では、正解のない問題の解決に向けた様々な協働的な学びの中で、各人が試行錯誤を通じて「実践的で柔軟な」思考や身体感覚?行動様式とホスピタリティ精神に基づく協調的主体性である「未来創造的コンピテンシー」を獲得する。 - 変化する社会に対応できる批判的思考力?分析力?評価力?判断能力?独創性を養う機会を、とくにアクティブラーニング科目の振り返りやケーススタディ、並びにゼミナールの中で、提供する。
- 「専門展開科目群」では、6つのサービス経営学の実践領域(Ⅰ:ホスピタリティ、Ⅱ:ツーリズム、Ⅲ:ブライダル&エンターテインメント、Ⅳ:マーケティング&マネジメント、Ⅴ:地域創生、Ⅵ:デジタル)を設置する。自らの興味?関心に応じた領域?内容を選択?特定することにより、これまでの学びを発展?深化させる。
- 以上の専門科目と専門展開科目群との統合を図りつつ、より学びを深化させるために 2 年次から4年次まで「ゼミナール科目」を設置する。
- すべての学びを補完し、将来に向けたエンプロイヤビリティを高めることを目的とした「キャリア科目」を設置する。「キャリア科目」は、1 年次から 4 年次まで全学年必修とする。
ディプロマ?ポリシー(卒業認定?学位授与の方針)
サービス経営学部では、所定の期間在学のうえ卒業要件となる単位を修得し、以下の能力を有する者に学士(サービス経営学)の学位を授与します。
- ホスピタリティ精神
- 多様性の理解と他者の受容
多様性の存在とその意義を理解するとともに、自己と異なる他者を分け隔てなく受け入れることができる。 - 他者との相互信頼関係の構築
誠実な言動により、他者と相互信頼関係を構築することができる。 - 利他的精神
損得勘定を持たずに、思いやりの心をもって他者に利する行為をすることができる。 - 奉仕的精神
自らの意志で進んで社会に利する行為をすることができる。 - 包摂性の実践
自ら進んで異なる他者に歩み寄り、異なる文化?価値観?意見?視野等を取り入れながら、持続的で一人も取り残されない包括的な社会の実現に向けて行動できる。
- 多様性の理解と他者の受容
- 市民としての社会的責任
- 社会の一員としての意識
社会の一員としての高い意識に基づいた行動をとっている。 - より良い未来の創造への貢献
大学で修得した専門性を中心とする多様な力を活用して地域社会や国際社会に貢献できる。 - より良い未来の創造のための行動力
大学で修得した専門性を中心とする多様な力を活用して未来の創造への積極的関与のために行動できる。
- 社会の一員としての意識
- 学び続ける力
- 学びの意義の理解
学びの意義や面白さを知っている。 - 学び方?学びの接近方法?学びのフレームの獲得と適用
自主的?協働的な学び方、学びの接近方法、学びのフレームを獲得し、適用できる。 - 社会の変化への視野と対応方法の獲得
社会の変化への視野と対応方法を獲得している。 - 生涯に渡る自らのキャリア形成を含む、人生の目標の自覚
人生の目標に向かって努力実践できる。
- 学びの意義の理解
- 汎用的技能
- コミュニケーション?スキル
日本語を用いて、知的活動、職業活動、社会活動に十分なレベルで読み、書き、聞き、話すことができる。 - 数量的スキル
自然や社会の事象について、シンボルを活用して分析し、理解し、表現できる。 - 情報メディア?リテラシー
情報通信技術(ICT)を用いて、多様な情報を適切に収集?分析して適正に判断するとともにモラルに則って効果的に活用できる。 - 論理的思考力
情報や知識を、複眼的、論理的に思考できる。 - 課題発見?解決力
問題を発見し、解決に必要な情報を収集?分析?整理し、その問題を解決できる。
- コミュニケーション?スキル
- 豊かで確かな知識?理解に基づく柔軟で豊かな人間性
- 知の営みの構造の理解
知識をどのように入手し、どのように創造していくか、という知の営みの構造を理解している。 - 普遍的な知識と自己の存在に対する理解
普遍的な知識を修得し、自己の存在を歴史?社会?自然と関連付けて理解している。 - サービス経営学の理論体系と普遍的な知識との総合による応用能力
サービス経営学の学問内容を体系的に理解し、普遍的な知識と総合して、これらの知識を知的生活、職業生活、社会生活において応用できる。
- 知の営みの構造の理解
- ホスピタリティ精神に基づく協調的主体性(未来創造的コンピテンシー)
- 自己管理?デザイン能力
目標意識と高い意欲を持ちながら、自らの時間、健康、感情、人生を管理?デザインできる。 - 協働性(チームワーク力)
グループの目標達成過程において他のメンバーと協働しながら自らの役割を果たすことにより、グループをチームに変えることができる。 - 率先力(リーダーシップ)
メンバーの自己肯定感を高めてやる気を引き出し、グループを形成?維持?修正?発展させ、グループの目標を達成することに導くことができる。 - 倫理観
社会の規範やルールによって自らを律し、人として守らなければならない善悪の基準に従って行動できる。
- 自己管理?デザイン能力
- 未来創造的思考力
- 批判的思考力
批判的思考によって社会やサービスに関する多様な課題を整理して問題の本質を発見できる。 - 分析力
批判的思考に基づく分析によって社会やサービスに関する多様な課題を整理して問題の本質を発見することができる。 - 評価力
批判的思考に基づく分析?評価によって社会やサービスに関する多様な課題を整理して問題の本質を発見し、それらの解決に近づくことができる。 - 判断能力
批判的思考に基づく分析?評価?判断能力によって適正に行動できる。 - 独創性
批判的思考に基づく分析?評価?判断能力によって社会やサービスに関する多様な課題を整理して問題の本質を発見し、それらを解決するために独創的に思考できる。
- 批判的思考力
アドミッション?ポリシー(入学者受入れの方針)
サービス経営学部では、「豊かな人間性を持つ、実践的で柔軟な職業人」を育成することを教育目的としています。
現在、サービス業は、製造業との両輪としてその役割は増しています。経済社会の急速な変化にともない、サービス産業の市場動向は変化し、顧客ニーズも多様化しています。こうした社会情勢の中においては、急速な変化を読み取り素早くかつ的確に決断を下す判断力と、計画を遂行する実行力を兼ね備えることが強く求められています。
従って、サービス経営学部では、次のような人材を求めています。
- 物事に主体的かつ積極的に取り組む姿勢を持つ人
- 他者と協働して協調的に学ぶ姿勢を持つ人
- さまざまな立場の意見を受け入れ、社会に貢献する姿勢を持つ人
- サービス経営学を学ぶ上で、必要な基礎学力と論理的な思考力を持つ人
カリキュラム?ポリシー(教育課程編成?実施の方針)
サービス経営学部では、サービス経営学の学修を通じて、豊かな人間性を持つ、実践的で柔軟な職業人を育成することを目的としています。こうした教育目的を実現するために次のような方針に沿ってカリキュラムを編成しています。
- 豊かな人間性を育む総合教育を基礎として、実践性と柔軟な思考力につながる専門教育を積み上げ、キャリア教育と演習(ゼミナール)により学びの統合を図るカリキュラムを構築する。
- 一般教育では、「大学基盤科目(ホスピタリティとコミュニケーション理解科目)」の他、教養系の科目を「人間理解領域科目(含、体育?健康理解科目)」、「社会?自然?環境理解領域科目」、「情報科学理解領域科目」、「外国語科目」に分類し、加えて大学での学修の基礎となるアカデミック?スキルにより学修を支援する。
- 実践的で柔軟な専門性を修得することを支援することを目的として、2年次からの学科選択に合わせ、サービス経営学科では専門科目を、専門基幹科目と3つの専門コース科目群(「ホスピタリティ?ツーリズムコース科目群」、「サービス?マネジメントコース科目群」、「グローバル経済コース科目群」)に分類し、健康福祉マネジメント学科では、専門基幹科目と2つの専門コース科目群(「社会福祉コース科目群」、「健康サービスコース科目群」)に分類する。これは、学生が専門への関心にしたがった系統的な履修を支援することを目的とする。
- 社会的?職業的自立に向けた基盤となるキャリア教育としてのキャリア開発を1年次からの必修に加え、さらに経験値をあげるために体験?実習科目を選択必修とすることによってアクティブな人材を育成する。体験?実習科目は、総合教育や専門教育などの講義で培った知識やスキルと体験による総合的な学修経験を得る。
- 学修を段階的に統合するために2年次より演習(ゼミナール)を設置する。演習(ゼミナール)はコースに対応した「ホスピタリティ?ツーリズム」、「サービス?マネジメント」、「グローバル経済」、「社会福祉」、「健康サービス」の5分野を準備し、4年次の卒業研究で4年間の学修の統合として創造的な思考力の育成を目指す。
ディプロマ?ポリシー(卒業認定?学位授与の方針)
サービス経営学部では、所定の期間在学したうえで、卒業要件となる単位を修得し、以下の能力を有する者に「学士(サービス経営学)」の学位を授与します。
- 知識?理解???サービス経営学の学問内容及び方法を理解する。
- 汎用的技能???学んだことや考察した結果を適切な手段によって適切に表現することができる。
- 態度?志向性???学問の論理や体系に関心を持つとともに、学問的な見方や考え方の良さを認識し、それらを事象の考察や実践に積極的に活用しようとする。
- 総合的な学修経験と創造的思考力???
①サービスに関する多様な課題を発見し、問題を解決する能力等の思考力を身につける。
②社会の変化に対応できる力を身につけ、生涯に渡る自らのキャリア形成を含め、人生の目標に向かって努力実践できる。