日本の金融の心臓部に触れる!:日本銀行本店、東京証券取引所等を訪問(松澤ゼミ)
グローバル経済を学修する松澤ゼミでは、9月1日、日本の金融経済の中心である日本銀行本店と東京証券取引所を訪問しました。
東京証券取引所では、株式市場のニュースでおなじみの、上場されている株式銘柄の株価が回転しながら表示されるコーナーを見学。株式市場の意義や株価変動の背景、日本の株式市場の発達の歴史等の説明を受けた後、株式の模擬売買で資産を増やすゲームにチャレンジしました。これは様々な株価に影響を与えるニュースを手掛かりに対象となる仮想の会社の株式を売買するもので、証券会社の社員の方々も参加する中、約30名の参加者中、なんとゼミ生が2位!になりました。
日本銀行では、重要文化財にも登録されている本館で、日本銀行の機能や役割等の説明の後、重要な政策決定が行われた旧役員室や総裁室、また近年まで使われていて関東大震災や第二次世界大戦でも損傷しなかった地下金庫を見学しました。また、関東大震災からちょうど100年目の日に訪れたこともあり、阪神淡路大震災、東日本大震災など大災害の際に日本銀行が執務を続け、国民生活に必要な貨幣を供給する、当たり前ながらも重要な役割を実感しました。
また、この2か所の訪問に先立ち、昨年度「メディア論」の講義でも協力頂いた、NHK放送博物館を訪れ、ラジオ放送の開始から、4K技術の展開まで放送の歴史を学んだほか、自然災害や戦争と放送の関係も学習することができました。
株式市場の取引の公正?透明性を象徴する巨大シリンダに表示される株価
株式売買の模擬体験ゲームではゼミ生が堂々の2位(ちなみに1位はゼミ教員で面目躍如!)でした。
日本銀行本店にて。この地下の金庫を訪問しました。
地下金庫の1億円の模擬券の体験コーナー。紙幣もまとまった金額では相当重く、後期の金融論受講を前に、現金の保管や運搬のコストやリスクを考えるきっかけになりました。
パレット1基で40億円! 現金輸送の大変さが分かります。
放送博物館で、「あの」キャラと遭遇!