地域防災活動の講義とミニ防災カフェを体験しました!
両学部共通科目「災害と地域づくり」では日本や世界における災害に関する知見を広げ、防災?減災のための地域づくりにおける一般市民?専門職?行政の役割と機能について考察し、より安全で安心な地域?国?世界を築く力を身につけることを目的に学修しています。
今回は狭山市内で防災?減災に取り組み、特に災害時に活躍する女性防災リーダーの育成に取り組まれている、NPO法人わが街さやまの防災ネットワークの理事長高橋様と防災リーダーの皆様をお迎えして、『地域における防災?減災を通してー女性のリーダーを育成してー』というテーマでご講義いただき、ミニ防災カフェを体験しました。
ご講義では、被災地で目の当たりにした避難所生活の現状や大変さ、避難所運営や被災者をサポートする女性リーダーの重要性、「わが街さやまの防災ネットワーク」による防災リーダー育成、防災カフェの開催などについてお話しを伺いました。
ミニ防災カフェでは、防災リーダーの皆様から、様々な防災グッズを紹介していただきながら、防災についての理解をより深めていきました。
頭を守るためのヘルメットや、持ち出し袋に入れるとよい防災グッズ(女性用、大人用、子ども用)の説明を聞き、日頃の備えの大切さを実感していました。
長期間保存できる水や缶詰め、非常用食品のアルファ米や缶入りパンなどついても興味深くお話しを伺いました。
ランプやロープ、ポリタンク、簡易トイレなど様々な防災グッズを紹介していただき、想定される避難生活で必要な数や実際の使い方を見せていただきました。
今回の講義やミニ防災カフェを通して、学生からは「自助の大切さを改めて実感した」「防災カフェでは、自分の生活スタイルに合わせて防災グッズをカスタマイズする必要があるという事が印象に残った」「自分の家の防災対策について家族と話し合いたい」などの感想が聞かれ、実際に自分の身に起こったらどうするかを考える機会となり、地域における防災?減災への取り組みについて学びが深まりました。



