看護学部3年生?精神に障がいのある人へのかかわりを学びました!
精神看護学領域は、心の健康や精神に病気や障がいのある人への看護を学修します。
3年次前期の「精神看護支援論Ⅱ」では、精神に障がいがあり入院している人が、退院後もその人らしく生活するための看護を学修し、6月からの臨地実習に向けて準備をしています。
今回の授業では、精神科の臨地実習の中で、患者とのかかわりで看護学生が実際に返答に悩んだり、戸惑いそうな場面を想定して、グループワークやロールプレイを通して学びを深めました。
グループワークでは、臨床経験豊かな教員がさまざまな場面を創り出し、学生同士で患者役、看護学生役となりロールプレイを行いました。看護学生としてどのようにかかわるとよいのか、教員からアドバイスを受けながら患者へのかかわり方を考え、繰り返し練習しました。学びの発表会では、教員が患者役となり、学生の代表者がかかわりの場面を発表しました。学生は臨地実習さながらの場面に真剣に向き合いました。
発表を見ていた学生たちからは、「患者さんのことを考えて発言できていてよかった」「自分の考えとは違うかかわりが理解できた」などの感想があり、活発な意見交換ができ、学びがより一層深まりました。今回の学びが実習で活かされることを願っています。